遠方での死亡

遠方での死亡

旅行先や出張先など、または離れた土地で暮らす息子夫婦のところで加療中に亡くなったなど、住民票のある自宅から離れた遠方で亡くなった場合にはどうしたらよいでしょうか。急死の場合は突然の知らせにただただ驚くばかりでしょう。長期滞在している際に病に倒れた場合や加療中だった場合などもあり、葬儀や手続きなど冷静に考えなくてはならないことはたくさんあります。

まずは遺体と対面しますが、問題はその遺体をどうするかです。遺体のまま自宅のある土地へ運ぶか、もしくは亡くなった現地で葬儀や火葬を済ませ、遺骨を持ち帰る方法をとるか、選択しなくてはなりません。故人が葬儀社と生前契約などをしている場合もありますし、そうでない場合でも頼む予定の葬儀社が決まっているのであればその場合には葬儀社に相談してみると大手の葬儀社であれば費用はかかっても問題なく搬送してくれたりもするようです。しかし遺体を運ぶというのは大変な作業です。亡くなった土地に、できれば遺族たちに集まってもらい、家族葬や密葬を行い、火葬までを済ませてから自宅へ遺骨を持ち帰り、その後、周囲の人たちを招いて告別式やお別れ会を行うといったやり方でもいいかもしれません。

葬儀費用の抑え方は葬儀会社に相談しましょう。家族葬をお勧めします。


遠方で火葬までを行う場合には住民票が必要になるようなので、もしも療養中で末期と分かったときには、取り寄せるのに1週間ほどかかることもありますので早めに取り寄せておいたほうがいいでしょう。現地で葬儀、火葬を行う場合には、故人の友人・知人にはその旨を伝えておくことは大切ですが、遠方で亡くなった事実だけでも大変なショックを受ける場合もあります。葬儀や火葬が済んだら、次は地元に帰ってすぐに告別式や納骨をしなくてはと気負わずとも、1周忌のときに合わせて行うといった方法もありますので、あまり慌てて考える必要はないかもしれません。

しかし、故人が生前契約をしていた場合には、現地で葬儀や火葬を行えるものなのか、大手の葬儀社であれば違う土地でも対応できる場合もあるかもしれませんが、どちらにしろ、生前契約の事実の有無を家族が把握していなかった場合には、故人のその準備もムダになってしまわないとも限りません。

こういった場面においても、家族に自分の希望はきちんと話しておくことは大切ですね。

葬儀費用の抑え方は、遺族にとって重要な事です。しかし、世間体や故人とのお別れの時間で、節約ばかりを考えたくはありません。そのような時には、家族葬儀をお勧めします。葬儀会社のセレモニーホールで行う事もできますし、自宅を利用する事も可能です。家族葬と一言で言っても、参列する親族の人数により、規模も変わってくるので、経験豊富な葬儀会社のスタッフと相談するようにしましょう。納得できる葬儀を行う事により、多少は悲しみも癒されます。


 

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